モノの価格は「見えざる手」ってヤツが決めるらしいよ?【3分でミクロ経済学】
こんにちは、ねこぜです。
「見えざる手」という単語に右手がうずきだした私は、心がまだ中学生のままです。
さて、本日は【3分で学ぶ】シリーズ、ミクロ経済学の第3回をやって行きたいと思います。
前回の記事の内容を理解したうえで読んでいただくと、より理解が深まりますので合わせてご覧ください。
当たり前のことですが、お店で売っているモノには価格が付いています。
余談ですが、よく行くスーパーでチーズの値段が130円から150円に値上がりしてショックを受けてしまいました。(大好きなのに!!)
そして、以前の私はこんな疑問を抱いていました。
- なぜ私の行くスーパーでは、牛乳の値段が170円と決められているのか?
- そもそも、モノの価格はどのようにして決まっているのか?
本記事では、こうした疑問にミクロ経済学上の立場からお答えします。
*スミマセン、、、3分で終わらなそう(【3分で~】シリーズなのに!)なので前編と後編に分けます。
後編とセットでご覧ください(^^
それでは、行きましょう。
モノの価格は「見えざる手」が決めている?
結論から言いますと、ミクロ経済学では、モノの値段は需要と供給のバランスによって自動的に調節・決定されています。
これを「(神の)見えざる手」などと呼んだりするわけです。(他にもめちゃ呼び方あります)
*需要と供給については、以下記事を合わせてご確認ください。より本記事を読むのが楽しくなるハズです。
ただ、この説明だけではイマイチ何のことだかわかりませんよね。
そこで、まず以下の2つを一緒に理解しましょう。
- 供給超過
- 需要超過
それでは、順に解説していきます。
供給超過
供給超過とは、読んで字のごとく供給が需要を上回っている(超過している)状態です。
要するに、モノの作りすぎです。
世界人口が70億人(だっけ?)なのにiPhone11が200億機もあったら明らかに作りすぎですよね。
これでは、確実にiPhone11は売れ残ってしまいます。
70億人の買いたい!という思い(つまり需要)があっても、一人につき3機も要りませんよね。
上記を、分かりやすく図式にしてみましょう。
- 供給超過(需要<供給)=モノが売れ残る
ちなみに、供給超過の説明では具体例としてスーパーの「おつとめ品」が頻繁に使われますが、あえて違う具体例を考えてみました(^^
需要超過
次に需要超過ですが、これは供給超過を逆にしただけなので分かりやすいです。
つまり、需要が供給を上回っている(超過している)状態のことです。
具体例を挙げるなら、世界人口70億人に対してiPhone11が2機しかない感じです(ヤバい、、)
これでは、70億人のiPhone11に対する需要に答えることができません。
これも分かりやすく図式にします。
- 需要超過(供給<需要)=品不足
後編の予告
後編の内容は、下記の通りです。
- 需要・供給超過で価格はどうなる?
- 均衡価格とは?
- 「見えざる手」について【他の呼び方も紹介!】
後編も、3分で分かりやすさ100パーセントの内容をお届けいたしますのでお楽しみに!!
まとめ
本日の内容をまとめます。
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