「効用」の意味を知れば最強の消費者になれる【3分でミクロ経済学】
こんにちは、ねこぜです。
最近ド寒い日が続いていますが、暖房の風が苦手なので家で凍えかけてます。
さて、本日は【3分でミクロ経済学】シリーズの2回目をやっていこうと思います。
前回の記事では、何だかんだ耳にする需要と供給について解説しました。
こちらも合わせてご覧ください。
今日の記事で取り上げるのは、ズバリ「効用の意味って何なの?」です。
需要と供給に比べると耳にする機会はないかもしれませんが、重要な言葉です。
それでは、一緒に確認していきましょう。
効用の意味って何なの?
結論、効用とは満足度のことです。
もう少し詳しく説明すると、モノやサービスを消費したときの満足度です。
分かりやすくまとめてみましょう。
- 効用の意味=モノやサービスを消費したときの満足度
以下、具体例を使って説明します。
長持ちするのとすぐ壊れるの、どっちを選ぶ?
これは本当の話なのですが、おととい私の部屋の電球が切れてしまいました(買ったの最近なのに、、)
このとき、私の効用(満足度)はどうなっていると思いますか?
当然、低いですよね。
なぜなら、長持ちせずに切れてしまったからです。
そこで一人暮らしの私は、仕方なく新しい電球を買いました(反省してLEDにしました!)
では、仮にこの新しい電球が前のものより長持ちしたとしたら、私の効用(満足度)はどうなるのでしょうか。
無論、高くなりますね。
つまり、以前より満足度の高い電球を購入したわけです。
このように、効用とはモノやサービスを消費したときの満足度を示す言葉なのです。
消費者は効用の最大化を目指す
言葉の説明のみになってしまいますが、ミクロ経済学における消費者の行動目的は以下の通りです。
- 経済学において、消費者は効用(満足度)の最大化を求めて行動している。
消費者は、モノやサービスを消費したときの満足度を可能な限り高めることを目的としているのですね。
つまり、効用の最大化ができている消費者が最強の消費者だと言えるのではないでしょうか?
効用を英訳してみると分かりやすい
先ほどより、効用とは満足度のことだと説明してきました。
ここで、さらに理解を深めるため効用を英訳してみましょう。
結論、効用は英語でutilityと表されます。
詳細は以下の通り。
・utility 【主な意味】効用、有用、有益、実利、功利(性)、役に立つもの、公共事業(体)、役に立つもの
引用元:webio英和・和英辞典
赤く示した通り、utilityには役に立つもの、という意味があります。
役に立つモノということは、すなわち満足度の高いモノのことですね。
まとめ
では、本日の内容をまとめてみましょう。
✔本日のポイント
- 効用とは、モノやサービスを消費したときの満足度のこと。
- 経済学において、消費者は効用(満足度の最大化)を目指している。
- 効用は英訳するとutilityとなる。
- utilityには「役に立つもの」という意味がある。
今回の記事では様々な語句が登場しましたが、分からないものがあった場合はぜひ図書館を利用してみて欲しいです。
図書館での調べ方などは、「図書館で調べものを効率良く進める方法」が参考になるはずです。
記事の内容は以上となります。
本日も一緒に勉強してくださり本当にありがとうございました(^^
それではまた!!